Lesson 1. フィルターの種類

フィルターの種類は色々あり、1つの種類にも効果の効きの違いやサイズの違いで数種類あり、メーカー各社のラインナップを考えると数百種類のフィルターが現存します。

そんな中皆さまが購入に迷われるのは当然の事だと思います。少しづつフィルターの世界を知り、自分にあったフィルターに巡り合える一助になれば幸いです。

まずフイルターに関して、どの様なイメージをお持ちでしょうか?

料理に例えましょう。鶏肉は焼いてよし、蒸してよし、鮮度が良ければ生で刺身でも良しですね。そこに低温調理器が登場しました。低温でゆっくりと火を入れることで、今まで食べた事のないジューシーさと味の深さに驚かれた方も多いと思います。私もその1人です。低温調理器でしか出せない味があるのです。

まさに同じくフィルターは写真に一工夫を加えて、魅力的な一枚にする道具なのです。カメラの設定には色々あります。人物、風景、モノクロなど簡単モードでどれも良い写真が撮れます。しかしフィルター1枚で今まで表現出来なかった領域を手に入れることが出来るのです。

フィルターの種類

PLフィルター:光の反射を調整することが出来ます。

NDフィルター:レンズに入る光の量を調整することが出来ます。

上記2つがまず多くの方が購入されるフィルターです。風景写真家として私もほぼ9割の撮影に使用していると思います。たまに風景写真でも使用しない方が好ましい場面があります。またの機会に説明します。

保護フィルター:レンズ表面を傷や埃が付かない様にすることが出来ます。

上記フィルターはカメラを買う時に一緒にお勧めされることが多いと思います。本当にカメラが初めての方には慣れるまで付けていてもいいかも知れません。写真講座ではつけない様に指導させて頂いています。詳しくは後の機会にお話しします。一度私もフィルターに救われた事があります。

クロスフィルター:光の光源に光芒の光の線を出すことが出来ます。本数の違いも選べます。

ソフトフィルター:光をにじませ、優しい雰囲気に仕上げることが出来ます。

ナイトフィルター:夜景、星空撮影に適した光害を軽減することが出来ます。

上記3種は撮影される被写体に合わせて、よく選ばれるフィルターになります。

万華鏡フィルター:万華鏡で覗いたような独特の表現が出来ます。

カラーフィルター:赤、青、緑など様々な色を被せて独特な表現が出来ます。

センタークローズアップフィルター:中心がはっきり写り、周りがぼやける表現が出来ます。

クローズアップレンズ:レンズと言ってもフィルターで小さな物に近づいて大きく撮影できるフィルターです。

上記4種は独特な表現をすることが出来るフィルターになります。アートな世界観が好きな方には面白いフィルターになるのではないでしょうか。

今回は様々なフィルターがある事を知って頂けたと思います。では次回のLessonで!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

テキストのコピーはできません。