Topic 8. Curationに参加しよう!

「Curation(精選)に参加しよう」

Galleryの下、二番目にCurationがある様に、1Xで重要視されているのがこのキュレーション(精選)システムです。

キュレーターの語源は、博物館や図書館などの管理者や館長を意味する「Curator」からきています。キュレーターが館内の展示物を整理して見やすくするのと同様に、1Xのプロメンバー(有料会員)が世界から提出された莫大な量の作品を精選してゆくのが、Curationです。

1Xの面白い点は、みなさん平等に1票を持っているという点です。学芸員も、写真家も、評論家も、会社員も、学生も、みんな平等なのです。

もちろん1Xには、Curationを生業にしているHead Curatorや一定の審査を通過したExpert Curatorが居ます。しかし全会員の感性や意見を吸収し、反映させる事が、世界で1番のアートギャラリーに欠かせないと1Xは考えています。

ではどのように参加していくのか見ていきましょう。

「Grade」

Apprentice(見習い)レベルから始まり、CuratorからExpert Curatorへと各段階があります。

Curationしていく事でポイントが貯まっていき、レベルが上がっていくシステムになります。

正しい判断のキュレーションでなかった場合、ポイントが下がる事もあります。

ゲームの様に楽しんで下さい。ポイントが減る事もありますが、ご自身の感性、判断基準でいいと思っています。

「正確さバロメーター」

最近このバロメーターが表示される様になりました。Curationに当たっての改善点が示されます。

あくまで参考指標であり、ご自身の心の指標に従ってCurationして頂ければ十分だと思っています。

「メインのCuration画面」

最上部は現在のCuratorのGrade、総ポイント数、本日の獲得ポイント数が表示されています。

Sublime (黄色)最高です! 10ポイント。1日1回のみ押せる。

Published (緑色)いいね! 1ポイント。何回も押せる。

Reject (赤色)却下します! 1ポイント。何回も押せる。

🤍マーク お気に入りフォルダーに保存できる。

+マーク 下の画像になり、細かく評価する。トータル6ポイント。

「+ボタンからの画面」

About this photo   写真のタイトルと作者のコメントを見る事ができる。

Main room for improvement?(改善点)

Main positive feedback?(素晴らしい点)

Composition(画面構成)、Light(明暗の具合)、Technical Quality(技術的側面)、Subject matter(主題の主張)、Originality(独創性の発揮)、Mood(雰囲気の良さ)、そして素晴らしい点での選択肢に、I just like it(私の感性にピッタリで好き)があります。

必ずしも、改善点や素晴らしい点の両方を選ぶ必要はありません。どちらか一つでも同じポイントが付きます。

Comment(コメント)は自由です。アドバイスになる様なコメントを記載すると、30ポイントが付与されます。

「コメントに対しての評価も」

たまにコメントに対する評価も求められます。その作品の作者として、そのコメントをもらった時、どの位役立つかを5つ星で評価します。どの評価をしても2ポイント貰えます。

1Xの面白いところです。自分がした評価コメントが、別の場所で評価される対象になります。

写真を評価するほど深く見る事で、そのアーティストへのフィードバックのみでなく、自分への気付きや、次の作品のヒントになる事に繋がると1Xは考えています。

作品を掲載し、販売する事のみでなく、その場所でアーティスト自身が成長し、その成長がさらに1Xの成長になると考えているのです。

語学の勉強にもなりそうですね。

「インスピレーション評価」

たまに作品を見て感じた評価を求められます。どの評価をしても1ポイント貰えます。

Amazed(面白くて驚いた)、Confused(混乱した)、 Surprised(驚いた)、 Fascinated (魅了された)、Sad(悲しい)、 Lonely(孤独な)、 Hopeless(希望の無い)、 Uneasy (不安な)、Uncomfortable(不愉快な)、 Jealous(嫉妬する)、 Eager(熱心な)、 Curious(好奇心に駆られた)、 Seduced (感性が誘惑された)、Hopeful(希望に満ちた)、 Intrigued(興味をそそられた)、 Motivated (感化された)Mesmerized(魅了された) Warm (温かい)、Free(自由な)、 Happy(幸せな)、 Amused (面白い)、Serene(穏やかな)、 Dreamy(夢のような) Excited (興奮した)、Inspired (刺激を受けた)、Peaceful (平和な)、Small (つまらない)、Humbled (謙虚な)、Thankful (感謝を覚える)、Impressed (感銘を受けた)、Nostalgic(ノスタルジックな)、 Spiritual (スピリチュアルな)、Scared(恐ろしい)、 Anxious(不安な)、 Stressed(ストレスを感じる)

よく似た感じの言葉もありますが、その微妙なニュアンスを表現しています。同じ日本語訳になっても、ポジティブ側やネガティブ側の言葉であったりします。興味のある方は是非調べてみてくださいね。

いかがだったでしょうか?以上がCurationシステムの概要になります。取り敢えず、一杯クリックしてみて下さい。すぐに慣れられると思います。日本語翻訳で画面を見られている方は、コメントを残すときは、英語になりますのでお気をつけ下さい。

最初、私が人のCurationなんて出来ないと思いました。ましてCurationする写真は、ポートレイトなど自分の分野でない写真など多岐にわたります。こんなヒヨコの自分が何故Curationしないといけないの?と疑問を持ったものです。

中には私と同じ悩みを持たれる方もいらっしゃると思いますが、どうぞご心配無くCurationを楽しんで下さい。上記にも記載しましたが、その経験が写真の視野を広め、会員の成長の糧になり、やがて1Xの財産になると1Xは考えています。フォトコンの1人の審査員になったつもりで、世界のアーティストの作品をCurationして下さい。

数万人のCuratorの判断を経て、Expert Curatorに渡り、最終的にHead Curatorにより判断されます。そのCurationに関わり、世界に作品を発信する一翼を担う経験も、写真を撮影する1人として素晴らしい経験をさせてもらっていると感じるのです。

こんな表現もあるだ!これどうやって撮影したの?(合成作品もあります)など、見ていて日々勉強されられます。Curationを通し、皆様の作品がより素晴らしいものになり、写真を撮影するモチベーションの向上に繋がることになれば良いなと思っています。

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