1X  採用作品 SEASON2 (51作品目〜)

51.「Departure to the unknown world」

福岡県 志賀島 水深7メートルでの作品

志賀島は福岡県を代表するダイビングスポットです。生まれたばかりの1cm程のタツノオトシゴの赤ちゃんです。大海原から1cmの個体をどの様に見つけるの?凄腕のインストラクターが居るのです。一生懸命泳ぐ姿に感動しました。

52.「Time Tunnel」

1万枚の1枚に輝いたAwardedの作品2作品目です。

北海道 伊達市での作品

羊蹄山の撮影からの帰り道、とても惹かれる建築物に出会いました。普段風景写真家として人工物は撮影しないのですが、シャッターを切らずにはいられないくらい一目惚れしました。スノーシェルターと言って豪雪地方の人々には馴染みがあるみたいです。

2023年PX3(パリの国際写真コンテスト)でBronzeに輝いた作品です。

53.「Yummy Autumn!」

茨城県 石岡市での作品

石岡市には旧八郷地区と言われる場所があります。ゆったりとした時間の流れる癒しの田園風景が広がっています。農園の方のご支援もあり、収穫前のグリーンのイガを纏った美しい栗の姿を撮影出来ました。

54.「Sagrada Familia Tree」

茨城県石岡市での作品

上記作品を撮影した農園にそびえるブナの木です。私の足元は地上3メートル。そこから見上げていますが、足元の1本が8本に分かれて空に伸びています。自然の偉大さを感じる1本の木です。

55.「In the peaceful forest」

北海道 札幌市での作品

北海道には魅力的な野生動物が一杯生きています。その出会いは一期一会、逆光さす森の中、メルヘンを感じる雰囲気を閉じ込めることが出来ました。北海道の公園は、まさに森です。都会の公園とは、スケールが違います。

56.「Galaxy!」

1万枚の1枚に輝いたAwardedの作品3作品目です。

北海道 札幌市での作品

逆光さす森の中、木の間に揺れる蜘蛛の巣を見つけました。キラキラ輝く蜘蛛の巣を美しく撮影したいと思い、しばらく考え、森の木漏れ日と空の青をたまボケで撮影しました。

57.「The art arch bridge」

青森県 十和田での作品

城ヶ倉大橋の秋の装いを撮影したく出かけました。この周辺の紅葉は本当に見事です。ドライブでの移動も秋色に包まれ、幸せを感じました。周辺には2日では観れない程魅力的な場所があり、また撮影に行きたいと思っています。

58.「Tropical island under the moon」

茨城県 土浦市での作品

関東3大花火大会の一つ、土浦花火大会での一枚です。その結果で次年の売り上げを左右するとも言われており、花火師さん達のプライドを掛けた花火の数々は、見応え十分の迫力でした。月夜に佇む小島をイメージしました。

59.「Get ready for the Future」

1万枚の1枚に輝いたAwardedの作品4作品目です。

茨城県 百里基地での作品

日本が誇るブルーインパルスの展示飛行です。青空の元、その美しさを最大限に表現できた一枚だと思います。

60.「The infinity sky canvas」

茨城県 百里基地での作品

澄んだ青空ならこのカット!とイメージしていました。45分ほどの展示飛行の中、僅か数秒を逃さず撮影でき幸せを感じました。世界でも評価され、今後の創作活動に自信が持てました。

61.「The gateway for Heaven」

茨城県 大洗磯前神社での作品

朝日と共に撮影される写真は有名だと思います。この日は陽が出ない曇天と分かっていましたが、なんとか作品に出来ないかと思案し、長時間露光で水墨画的な雰囲気を閉じ込めるようにしました。天気が悪く、写真撮影は私だけでゆっくり撮影できました。天気が悪くても作品に高める、一例を示せたと思います。

62.「Gone with the window」

青森県 蔦沼での作品

紅葉の美しさで有名な蔦沼です。朝日が登ると山々が真っ赤に染まっていきます。強風が水面を叩き、雲を動かします。上下に風の流れを表現しました。

63.「Prayer for Tomorrow」

北海道 富良野地区での作品

冬の厳冬期は偶然の風景に出会える季節です。マイナス17度の朝、池から毛嵐が発生し、木々を霧氷させ、日が上る僅か数分のドラマティックな風景に出会えました。

64.「Holy night」

北海道 美瑛地区での作品

青い池のライトアップは毎年パターンが変わります。この日は猛吹雪でした。吹雪いているからこそ撮影できた神秘的な一枚です。動物の足跡が大自然を感じさせます。

65. 「The formative nature art of the wind」

北海道 美瑛地区での作品

丘を強風が吹き抜け、自然の造形美を作り出します。美瑛の影は青いと、よく言われます。その青い丘を夕日の優しいオレンジ色が照らし、美しい風景になりました。

66. 「Wonderful day!」

北海道 上富良野地区での作品

平地でマイナス17度程になると、山頂付近では美しい樹氷を見ることが出来ます。日が上ると、剥がれ落ちてしまいます。わずかな時間の美しさを閉じ込めました。

67.「A ray of hope」

1万枚の1枚に輝いたAwardedの作品5作品目です。

北海道 富良野地区での作品

マイナス17度の朝、沼地から気嵐が現れ、木々を樹氷させます。日が上る瞬間、幻想的な風景が現れます。光に照らされた樹氷の美しさは、寒さを忘れさせる程でした。

68. 「The solemn and dignified tree」

北海道 美瑛地区での作品です。

生憎の曇りでしたが、時折漏れる朝日の光が、幻想的な風景を生み出しました。朝日のオレンジにほのかに染まる空、美瑛の青い影、そして影の部分にひっそりと存在するダイヤモンドダスト。全てが特別な瞬間でした。

極寒に中、春を待ち侘びる一本の木。『威風堂々』としたその姿に心奪われました。

69. 「The door to sanctuary」

茨城県 大洗磯前神社での作品

写真家のみならず多くの方に有名な場所です。鳥居の正面から日が上るのは2月と10月。2月は寒い分空気も澄んでおり、光を美しく撮影できます。日の出と満潮が偶然重なり、迫力のある一枚に出来ました。だるま朝日も撮影出来ましたが、現地のカメラマンさん曰く2ヶ月ぶりのダルマ朝日だったそうです。神様に導かれたような、そんな幸せな気持ちになれる風景でした。

70.「Morgenroth」

北海道 富良野地区での作品。

マイナス20℃の朝、撮影地に向かう途中、目の前に朝焼けを迎える山頂が、赤色に染められました。モルゲンロートと言われる現象です。登山用語で、モルゲン(山頂)ロート(赤)のドイツ語から来ています。良い1日の始まりを予感出来る素晴らしい風景でした。

71.「The dignified forest」

北海道 美瑛地区での作品。

高貴な森と題したこの作品は、車を走らせて見つけた樹氷した森です。稜線と森そして空のコントラストが美しく、車を止め撮影しました。冬は美しいと思える一枚です。

72.「Wonderful morning」

北海道 富良野地区での作品。

マイナス20℃程冷え切った朝は池から霧が立ち上がり、周りの木々を霧氷させます。太陽が登ると、霧氷は溶けてしまいます。陽が登った直後のわずかな時間見ることが出来る美しい光景です。

73.「Dear Deer Family」

北海道 滝里湖での作品。

山深い中にある湖の周りには多くの鹿が生息して居ます。山の稜線の雪が面白いなと眺めていると、鹿の家族がやってきました。しばらく動向を見守り、いい場所に来た瞬間に撮影しました。全員の目線がレンズに!まさに家族写真です。

74.「Crystal clear world」

北海道 十勝岳の麓での作品。

街中でマイナス10℃程でも、標高の高い山では更に気温が下がっており、木々が美しく樹氷しています。山の高さ、樹氷の美しさ、そして太陽のエネルギーを一枚に納めたいと、山を歩き、撮影出来た一枚です。

75.「Good night」

福岡県 志賀島での作品。

ミミイカと言われる小さなイカは僅か5センチくらいです。夜にそっと海に潜り、砂地を探します。ミミイカは脅威を感じると砂に潜ります。まさに砂を自分に掛けながら、潜っていく瞬間をとらえました。

76.「Suspension bridge to fairy forest」

茨城県 花貫渓谷での作品。

この地を訪れるのは2度目でした。雨に濡れた新緑の森を撮影したいと思っていました。写真では分かりませんが、土砂降りです。森の中なので幾分、マシではあります。

2023年PX3(パリの国際写真コンテスト)でBronzeに輝いた作品です。

77.「Walking on a rainy day」

茨城県 竹原神社での作品。

地元では有名ですが、神社の斜面が一面紫陽花で彩られます。雨がしとしと降る中、3時間撮影していました。人にとって雨は憂鬱かもですが、カタツムリは特別な天気なのかも知れません。花びらより小さな可愛いカタツムリでした。

78.「Summer Beauty」

沖縄県 宮古島での作品。

沖縄の夏のイメージになっているハビスカス。色々な色がありますが、やかり赤が代表格ではないでしょうか。せっかく頂いた花の美しさを残したいと試行錯誤し、水中から撮影する事にしました。雲が浮かぶ夏の青空をバックに、沖縄の青い海の水流を表現した一枚です。

79.「Summer Bridge」

1万枚分の1枚に輝いたAwardedの作品。6作品目です。

沖縄県 宮古島での作品。

宮古島を代表する伊良部大橋は、無料で通過出来る日本最長の橋です。日本一の橋を、日本一美しい海と共に撮影したいこの場所を選びました。波の荒いこの海岸は海水浴には適さないですが、その代わり守られた美しい砂浜が広がります。長時間露光で表現してみました。

80.「Ancient sail fishing method」

1万枚分の1枚に輝いたAwardedの作品。7作品目です。

茨城県 霞ヶ浦での作品。

年に一度行われる合同操船に合わせ、ボートをチャーターし自ら操船して撮影しました。140年の歴史を伝える帆引き舟で、漁法技術は国選無形文化財です。古のロマンを感じれるように長時間露光にて表現しました。

81.「Let’s go fishing!」

茨城県 霞ヶ浦での作品。

80作品目に次いで帆引き舟です。自身初のモノクローム作品の採用となりました。雲の重厚感が作品を引き締めてくれました。風を一杯受けて漁をする姿を表現できました。

82.「Fireworks Ring」

1万枚分の1枚に輝いたAwardedの作品。8作品目です。

茨城県 第1回おみたま花火大会での作品。

記念すべき第1回を担ったのは地元の山崎煙火製造所です。花火師の山崎さんは世界花火大会で何度となく優勝されている日本屈指の花火師さんなんです。

83.「Fireworks picture frame」

茨城県 第1回おみたま花火大会での作品。

第一回という事で何も情報のない中、1週間前にロケハンを行い、地元の方から情報収集をしました。

有料観覧席を手放し、自分の思う最高の場所を探しました。朝から9時間以上現場で待機しての撮影でした。多くの地元の方やカメラマンさんとお話ししてたら、あっという間でした。

84.「Fireworks Crown」

1万枚分の1枚に輝いたAwardedの作品。9作品目です。

茨城県 第1回おみたま花火大会での作品。

この日は風が右から左で程よく吹き、煙が次の花火を邪魔する事がなく、また右がやや高い丘陵地なので風を遮り、湖面が穏やかで、水面反射も美しく残せました。水面が荒れるのが普通の霞ヶ浦と言う中、まさに奇跡のタイミンングでした。やはり第1回目の幸運でした。

85.「Kaleidoscope」

茨城県 第1回おみたま花火大会での作品。

自身花火を撮影するのは2回目でした。風景と違う難しさの一つが、花火撮影は一発勝負だと言う事です。年間100回以上花火撮影をされている方に、色々教えて頂き、良い作品を産むことが出来ました。花火には名前があり、個々の花火にストーリーがある事や、花火師さんで全く花火が違う事など、興味深いお話を一杯聞く事が出来たのは、いい想い出です。

86.「Snow Princess’s Castle」

茨城県 第1回おみたま花火大会での作品。

第一回という事で、開催者サイドも手探り状態であったとお聞きしました。この場所はあまり人も居らず、ゆっくり撮影出来ました。しかし第2回になると、多くの方が情報を集め、最高の一枚を狙われると思います。きっとこの場所も、人で賑わうと思います。テント張ってバーベキューしながら観覧する人も多くいました。地元の人がゆっくり楽しめる花火大会でした。人気が出ると制限が増えると思いますが、あの雰囲気は是非守って欲しいと感じました。

87.「Carnival」

茨城県 第1回おみたま花火大会での作品。

色々調べると、外国の花火はあまり色がなく単色や2色程度のものが殆どのようです。なので、1Xと言う世界一厳格なアートギャラリーでも、採用されやすのかなと感じました。もちろん花火師さんの技術あっての、素晴らしい写真作品になっています。写真家として世界に、日本の素晴らしさの一つを伝える事が出来ているような気がします。四季の風景だけでなく、多くの日本の素晴らしさを発信していけたらと思いました。

88.「POM Dance」

茨城県 第1回おみたま花火大会での作品。

花火の撮影は星空同様に長時間露光で行います。開きすぎると白飛びし、短すぎると暗くて華やかさに欠けます。そこで、よく合成し作品が作られます。私の作品は全て一枚どりです。合成ではないと分かるように、水面反射で作品を納めています。一枚撮りに拘るのは、やはり花火師さんの想いや技術をストレートに表現したいからです。数秒のシャッターの開きで、多くの失敗作もあります。でも上手く撮れた時は、何故か花火師さんと共鳴出来たような、幸せな気分になりました。

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