鈴鹿国定公園の北西部に位置し、鈴鹿セブンマウンテン(*1)の一山として知られる竜ヶ岳(標高1099m)。
標高900m付近で森林限界(*2)となり、山頂付近には笹の草原とシロヤシオの樹木のみが植生する、開放的な景観が広がります。
*1 鈴鹿セブンマウンテンとは、鈴鹿山脈を代表する7つの山の総称。北から藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳と並び、鈴鹿山脈を形成している。*2 環境によって高木が育たずに森林を形成できない境界線のこと。
近年のアウトドアブームにより、多くのキャンパー・登山者が竜ヶ岳や宇賀渓を訪れ、にぎわいを見せる中、竜ヶ岳の登山道は荒廃が進み、絶滅危惧種Ⅱを含む草花が減少しています。
見晴らしの良い登山道として人気のあった遠足尾根ルートも、登山道の荒廃や植生保護のため、現在は区間閉鎖されています。
再整備のための支援に、YAMAPアプリのDOMOポイントで参加することが出来ました。私の作品を通して、多くの方にポイント頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
写真家として出来る小さな支援参加ですが、今後も続けてゆきたいと思います。美しい自然を後世に引き継ぎたいですね。
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