Topic19. ハロ

今回は一度は聞いた事があるかもしれません。ハロについて深掘りしました。ウェザーニュース含め、ネットに写真は多く載っているので見てみてくださいね。

虹、ハロ、アークと太陽や月の周りには多くの大気光学現象が発生します。以前のTopicで虹を深掘りしたので、またみてくださいね。腕を一杯伸ばし、握り拳をみた角度が、約10°でしたね。視半径の参考になり、今回の角度の確認にも使えます。

ここまで勉強を続けた方の中には疑問があるかもしれません。そう、以前扱ったATISを見れば、一目瞭然では無いかと。しかし、残念ながらATISで計測される雲底の高度は6000mまでなのです。つまり、ハロを出現させる雲はそれよりも高いところにできるので、ATISはあまり参考に出来ません。そもそもATISは空港に安全に離着陸するパイロットに向けた情報なので、高高度の雲は関係ない事になりますね。ただ全く参考にならないかと言うと、そうでは無いのです。

ATISは下層から3層までの雲の情報が示されます。仮に3層も雲があればどうでしょう?そうです。ハロどころではなく、太陽でさえ見えないかも知れません。

今まで扱ってきたTopicが繋がり始めてきました。たまに過去のTopicも復習してみてくださいね。

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