前回からは少しマニアックな気象情報ATISを紹介しました。その内容を深掘りしていきます。4文字の国際略号ですが、日本は基本「RJ」から始まります。基本と言うのは、沖縄地方が、「RO」で始まるからです。
大きな大空港はその後同じ2文字が続きます。新千歳はCC、成田はAA、関西はBBなどです。撮影場所や旅行場所に近い空港情報は非常に役立ちますので、これを機に慣れて頂ければと思います。
追加では視程の場所に、R34/1400Uなどの記載があります。これはRVR RWY34の滑走路視距離1400mで上がりつつある、と示しています。R○○は滑走路番号なので特に気にしなくても大丈夫です。1800mもしくは2000m以下で表示されるので、強い雨や雪の時、また濃霧の時に出ます。飛行機撮影では迫力あるシーンが狙えますが、撮影環境は厳しいですね。「U」はUpward上昇傾向、「N」はNo Change変化なし、「D」はDownward下降傾向の意味です。
風の傾向から雲の流れや、天気の変化を空を見て予測できますね。次回は続きを。
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